large_DSC_1102


大学野球セレクションツアーの1部が終了し、日本の高校3年生がアメリカで躍動し、俺もやっていけると感じた1週間となりました。9月11日から第二弾が待っており、ぜひ多くの高校球児に、もう一つの『進学の選択肢』として知ってもらいたいと強く思っています。

さて、アメリカの大学も、徐々にスタートしています。学生達は、授業登録を終え、アメリカの大学野球生活が始まり、ワクワクしている反面、最初の授業を受け、『これが授業か!ヤバい!』とあわて出している頃かと思います。

今日お伝えさせて頂きたいこととして、『時間管理を制するものは、野球留学を制す』です。
なぜかというと、野球留学をやっていくにあたり、時間を上手くコントロールできることが、野球面と勉強面、プライベート面を充実させ、留学生活を上手くやっていくことができます。『あれも、これもしなきゃ!明日テストだ!ヤバイ』という状況を避けるためでもあります。今後の野球留学の生活のカギを握る『時間の使い方』についてお伝えしていきます。

large_DSC_0799


ここで言う時間とは、当たり前のことを含め、以下の3つに分かれます。
①『時間を守る』
②『活躍するための時間を作る』
③『個人の時間を作る』

①『時間を守る』
当たり前のことですが、『遅刻をしない』『提出期限を守る』この2つを徹底できることが大切です。アメリカの大学では、大学によりますが、学期中に遅刻を3回すると、そのクラスの単位を落とすことになるというルールもあります。また、コーチ陣もミーティングの遅刻や、クラスの授業の遅刻なども厳しく管理しています。それは、決められた単位数を取れないとシーズンの試合に参加できないためです。

テストや課題提出も全て英語で、野球の練習をしながらこの時間を守るという当たり前を徹底できるかが、アメリカの大学で成果を残すことにおいて大事になります。

large_DSC_1031


②『活躍するための時間を作る』
これは、野球面も勉強面もそうです。試合で高い成績を出すために、『活躍するための時間』=トレーニングや素振り、そして授業の予習や宿題をこなす時間を自分から動いて作っているかということです。今までは、メニューからやることから全部決まっていて、それに従えば良かったですが、ここからは、空いた時間に、あなた自身が活躍するための時間を積極的に取れるかが重要になります。

最初のうちは、教授やコーチ陣が何を言っているかわからず、ついていくだけでも精一杯だと思います。授業についていき、何を話してるかをわかるためには、授業の時間に100%を費やす必要があります。つまり、授業の内容を今まで以上に、積極的に受ける必要があるということです。

また、アメリカの大学のチーム練習は短いです。そこで、1日1時間でも、『あなたの活躍につながる時間』を作り、継続させていくことが求められます。アメリカ人選手は練習していないように見えますが、活躍している選手は、必ず練習をしています。それは、1時間めちゃくちゃ集中してやっていたり、時間を決め、その時間に全てを出すことを行っています。

時間が短いとかではなく、その短い短い時間をいかに使い、成果を出すことにつなげるかが大事になります。

large_DSC_0684


③『自分の時間を作る』
これは、プライベートの時間と自分を見つめ直す時間になります。とにかくアメリカでの生活を満喫してほしいですし、アメリカでしかできない経験をたくさんしてほしいと思います。アメリカ人のチームメイト達と一緒に食事や買い物に出かけたり、パーティーへ行ったりと、楽しい時間を過ごしてほしいと思います。

また、毎日、自分を見つめ直す時間を持ち、自分の感情に素直になることが大事です。
『今日は何ができたか?今日は何ができなかったか?』
『このペースで、自分の目指しているところへ行けるのか?』

細かいかもしれませんが、自分が出来たことからしっかり見ることは日本人選手が一番苦手とし、過小評価をしてしまっている点ではないかと思います。だからこそ、まず『できたことから考え、そして出来ていないことを明日はこうしていこう!』って変えていくことが、留学生活を上手く乗り越えていけるきっかけになると思います。

野球留学において、あなたのココロをしっかり自分で満たしてあげることが、あなたの活力にもつながります。

large_DSC_1081


最後になりますが、あなたをまず知るために、ノートなどに毎日記載していってみてください。
1週間と1日の動きがわかるものを自分で作成してみることをおすすめします。
理由は、どこに時間が空いているかが一瞬でわかり、なおかつその時間に何をする必要があるかがすぐにわかるようにしておくためです。ノートで、自分の正直な感情をしるし、そして明日はこうして見ようと積極的に行動していける自分を作ることが重要です。

特に1年目の学生は、思っていた以上に大学の授業が大変だと思います。
しかし、それを突破していけないと、アメリカの大学野球では試合に出ることは、ルール上許されません。厳しいからこそ、この時間を制し、結果を出すことにこだわって、あなた自身と上手くつきあっていけば、必ず誰でも出来るようになります。

あなたの野球留学を全力で応援します!

For the Baseball 〜全ては野球のために

★2017年9月のアメリカ大学野球セレクションツアー募集中!
アメリカの大学野球に挑戦したい!真剣に野球をしながら、将来の仕事に繋がる分野を学びたいあなたへ!
詳細はこちらをクリック!

★海外へ挑戦した先輩の声を見てみたい方はこちらへ!
『夢ブログ』へ!