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『本気でやった場合に限るよ。本気の失敗には価値がある』
(宇宙兄弟)

いよいよ明日、2017年に野球大学留学する学生達の半分以上が渡米を迎えます。『昨年の夏からようやくアメリカで野球ができる!』とココロを弾ませている姿が思い浮かびます。

一方でサマーリーグに参加しない学生達は、国内で引き続きBBC英語塾で勉強をしたり、BBC野球教室でバイトをし、お金を稼ぐ=親の大変さをわかってもらうことと、人に教えることで野球を改めて学ぶことをし、国内でも渡米に向けて準備を継続していきます。

さて、本日は、『サマーリーグで、価値ある失敗を繰り返すこと!』についてお伝えしていきます。
失敗するのがいやだったり、はずかしかったりするかもしれませんが、『失敗は挑戦したという勇気である』ということを示すものであり、『他の人が挑戦しないことに挑戦した』という証明でもあります。失敗をしても、次につなげる価値に変えるだけで、次は同じ失敗をしなくなり、繰り返しの先には、きっと望んでいる留学生活が待っています。
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『そもそも、サマーリーグって何?』
サマーリーグは、全米の各地で行われ、様々なレベルの大学に通う大学生が参加する夏休みに行われるリーグです。レベルアップのためや4年制大学の野球部コーチや、MLBスカウトなどに試合を通してアピールする機会となっています。また、将来有望な選手とも一緒にプレーをする機会もあり、MLBにいく選手のレベルを間近で見る事ができると思います。

BBC留学生の2ヶ月間のスケジュールは、午前中は英語学校で大学に必要な英語を学び、午後から軽い練習や試合をこなすチームに所属します。2ヶ月間で、30〜40試合をこなしながら、英語学校の授業と野球を両立させ、大学に入る前に、大学での野球と勉強の生活を身をもって経験し、英語でのコミュニケーションに慣れていきます。

目指してほしいのは、もちろんMLBから声をかけてもらう事ですが、このサマーリーグで活躍して4年制大学からの奨学金つきのオファーをもらうことや、他大学のコーチからのオファーの獲得を目指してみてください。

日本で評価されていなかったのに、アメリカで高く評価される事も全然ありえます。
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『なぜサマーリーグに参加するのか?』
このサマーリーグに参加する最大の目的は、『野球面と勉強面での自分の位置を知ること』です。
それは、あなたが目指しているところとの差で、思ったより近いのか、それともかけ離れているのかを知ることで、次に『どうすれば差が縮まるか』を考え、早速縮めるために行動していくステップを作るためです。『今の自分で出来ている事』と『足りない事』を判断し、『試合で活躍するために今から何を身につける必要があるか?どんな練習する必要があるか?』を考えて、考えて、そして実行して、そして改善していく。実行した事のトライ&エラーの原因を本気で考えて価値ある失敗をする期間です。

高校時代はどうであったかは一旦置いておいて、今このサマーリーグで活躍するためには何をすれば良いかを考え、どんどん挑戦をして、価値のある失敗をしてください。おのずと大学入学後にあなた自身が取り組まないといけない事が見えてくると思います。
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『今日は英語で何を話したか?明日は何を話すか?』
英語の授業やコミュニケーションに早い段階でに慣れることで、大学の授業にも入りやすくなります。
日本の授業スタイルが染み付いているので、きっと授業を受けただけの受け身で終わるのではないかと思っています。そこで、宿題をする事はもちろんの事ですが、一日の終わりに『今日は何を話したか?明日は何を話すか』までノートに書いて、翌日に早速使ってみること。これを積み重ねるだけで、英語力が半端なく上がって行きます。

例えば、英語での授業以外に、野球をやっていることから、コーチやチームメイトと英語で話す機会はたくさんあると思います。自分で話すネタを準備して、翌日に早速使ってみたり、『あいつに、この日本語を教えてやろう』など英語で自分の意見を言う事を積極的にしてください。その時、相手から『What?』て言われたって、ビビる事なく、もう一度チャレンジする事。これを繰り返すことで、英語で話す事にビビってしまうというメンタルブロックを壊していく事ができます。野球留学をしている選手が英語での会話を出来るようになる秘訣もここにあります。


自分の位置をしっかり見極め、自分から本気でチャレンジし、価値ある失敗をたくさんしてください。1回のチャレンジで上手くいかなくても、何度もチャレンジし続ける事をあきらめなければ、この2ヶ月間を非常に内容の濃い経験を積む事ができ、大学入学後にも大きく活かす事ができます。

あなたの野球留学を渡米前から全力で応援します!

For the Baseball 〜全ては野球のために