3日目: セレクション本番!日本人選手は持ち味を発揮できるか!?

アメリカに到着して早くも3日目。とうとうこの日がやってきました。このツアーのメインイベントである、『大学野球セレクション』です。
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「どんな選手が来るんだろう・・」と不安な面持ちで会場に向かった、3名の高校3年生。会場に着くなり、「うぁっ、、デカっ!」と苦笑い。
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カリフォルニア州内の強豪高校から集まった有望な選手たちが勢ぞろい。背丈、体つきを見ると、日本人選手たちは一番小柄でした。。。
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4チームに振り分けられ、チーム別にキャッチボールから始めます。「アメリカ人とキャッチボールをしたら、気が楽になった」と埼玉県の高校に通う穣選手。始まる前は、やや緊張気味でした。
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続いて、60ヤード走(約55m)のタイム測定です。1人一本勝負。足の回転を意識して走った、と語るのは千葉県出身の大輝選手。日本人選手は全体で上位に食い込むタイムを残しました。
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休憩を挟んで、シートノックです。外野手はライトから三塁送球を2本、バックホームを3本投じます。興味深かったのは、三塁送球の際、スカウト陣がスピードガンを構えていた事です。外野からの送球速度を図っているそうです。あまり日本では見ない光景です。
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内野では、穣選手がショートで華麗なフィールディングを披露。スカウト陣たちのメモを取る手が一斉に動いていました。
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ノックの後はバッティングです。持ち球は1人10球。昨日のレッスンで、トッド・コーチに教わった通りに打った東京都出身の翔悟選手。「言われた通りスタンスを広めにとったら、飛距離が出た」とさっそく効果を実感していました。
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スカウト陣の度肝を抜いたのは、身長190センチ越えの大型スラッガー。10本中6本が柵越え。彼は近い将来、テレビに出ているかもしれませんね。
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お昼を挟んで、午後からは実戦形式の紅白戦。3人とも別々のチームに振り分けられました。フィールド上では皆ライバル。スカウト陣がバックネット裏に配置され、間もなくプレーボールです。
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残念ながら日本人選手のバットから快音が聞かれることはありませんでしたが、守備では再三ファインプレーが飛び出していました。打撃面は明日(2日目)で挽回だ!

日本人が衰えているポイントとして選手たちが口を揃えて言っていたのは、「打撃力」。やはりアメリカ人のパワーには敵わないません。。。ピンポン玉のように飛んでいく打球を目の当たりにし、選手たちはただただ呆然。しかし、走塁技術や守備力は日本人が勝てる!と自信を持てたようです。

明日はセレクション2戦目!サムライ魂、魅せてやれ!
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