カナダとアメリカ、両方を知ることで夢を実現したい。

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  航選手 18歳
札幌大谷高 → 
  カナダ野球強豪大学へ留学

  3年生夏の大会終了後、アメリカ大
  学体験ツアーに参加。本場の野球
  を肌で感じ、留学を決意。アメリカ
  ではなくカナダを選んだ理由とは?

どのようなきっかけで野球留学を知りましたか?

もともと仙台の大学に行きたいと思っていたのですが、昨年の3月の震災でその大学に行くことが厳しくなったために海外留学を考え出しました。選手として海外で野球ができ、大学への進学もできる留学は自分にとってとてもプラスになると思い、インターネットで情報収集をしてBBCで話を聞かせてもらいました。親とも相談した結果、アメリカへ留学体験ツアーに参加することになりました。

留学の話をした時、ご家族の反応はどうでしたか?

将来、僕は指導者になりたいと思っているので、中学生の頃からのちのちは海外へ行って勉強をしたいと話をしていました。でも母に高校卒業後すぐに留学したいと伝えた時はやっぱりすごくびっくりしていましたし、何よりも僕の英語力を心配していました。そこで話し合い、8月の体験ツアーに行ってみて最終的に決めようということになったんです。参加した後に海外で挑戦したいと伝えると「自分で考えた道なら応援してあげるよ」と言ってもらえました。

アメリカ留学体験ツアーに参加してみてどうでしたか?

5日間のツアーだったのですが、その間でもアメリカと日本の野球の違いを感じることができました。全てにおいてスケールが違うと感じましたし、アップの時間がすごく短かったりキャッチャーの構え方が違ったり、短期間で多くのことを体験できました。自分もこの環境で野球をやりたい気持ちが強くなり、留学を決意しました。

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なぜ、カナダを選んだのですか?

最初アメリカに行こうと考えていたのですが、アドバイザーの方にカナダ留学もできることを聞いてアメリカとカナダの野球の違いを知りたくなりました。アメリカ、カナダ、日本の野球の違いを知ることができれば、自分がコーチになった時に選手個々に合わせた指導ができるのはないかと思ったからです。今の計画では2年間カナダで留学したあと、アメリカの大学に編入してコーチになるための勉強と野球をする予定です。

コーチになるために勉強をするということですが、将来の夢は?

カナダとアメリカでコーチングやトレーナーについて勉強し、高校、大学野球の指導者になりたいと思っています。スポーツにはケガがつきものなので、トレーナーとしての知識を持っている指導者が必要なのではないかと考えています。でも僕は日本まだそういう点では遅れていると感じています。ただ野球の技術だけを教えるのではなく選手の体のケアもできる指導者が今後増えるように、海外で学んだことを活かして少しずつでも変えていけたらいいなと思っています。

10年後の航選手は何をしていますか?

10年後もアメリカやカナダでプレイヤーとして野球を続けながら、指導者としての勉強をしています。その時にはアメリカやカナダで指導者になっているという可能性も含めて、日本に帰るのではなくまだまだ海外で修行をしていて、自分を高めることのできる場所で野球をしていたいと思っています。尊敬している自分の高校のコーチのような指導者を目指します!

【取材・文】金木有香

【参考HP】BBCカナダ大学野球留学プログラム