大学体験ツアーは早くも3日目。本日は、カリフォルニア州の野球強豪高校野球部、短大野球部の選手たちとの合同練習&紅白戦でした。
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今回はただの合同練習ではありません。なんと西海岸の強豪大学の監督・コーチが集まり、トライアウト形式で2日間に渡り練習・紅白戦をおこないます。

さらにそのコーチ陣たちが直接指導してくれるのも魅力的。特に、日本人選手にはアメリカ大学野球で通用するための、テクニックや心得などを教えてもらいました。


まずは、アメリカトライアウトの定番、「60ヤードダッシュ」です。
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各スカウトがストップウォッチを構える姿には、緊張感さえ感じました。新たな即戦力発掘に目を光らせていました。

キャッチボールをして肩を温めた後は、ポジション別の練習です。
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ジャンピングスロー、素手キャッチ、全て日本では「厳禁」とされてきたプレーですが、アメリカではごくごく普通の動き。型にはめようとする日本の野球とは大きく異なったアメリカ野球に、選手たちは驚いていました。

午後は、2チームに分かれて紅白戦。ピッチャーは打者5人と対戦しました。スピードではアメリカ人選手には衰えるものの、多彩な変化球やコントロールで選手たちはアピール。しかし、マウンドの固さやボールの質などに順応することが課題となりました。
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練習中、監督・コーチ、アメリカ人選手が日本人選手に積極的に話しかけてくれている姿が目立ちました。言葉が通じなくても、野球のルールは同じ。お互い同じ目標があれば心で分かち合えることができます。しかし、選手たちはきっとこう思ったことでしょう。

「もっと英語が話せれば・・・」


大学体験ツアー3日目、野球留学に向けての課題がより明確になってきたようです。