早いもので、11週目に入りました。
続々と返済不要の奨学金を獲得して、編入が決定していっています。
今日もうれしい発表がありました!

『シエラ大学2年の海野貴嗣くん、
返済不要の奨学金90%を獲得してハワイ大学ヒロ校へ編入決定!!』


と発表がありました。貴嗣、おめでとう!

ここまで、NCAA1部の強豪大学やNCAA2部で全米トップに入る大学との編入の話しも同時に進めていましたが、NCAA2部リーグのハワイ大学ヒロ校の野球部のコーチと話す中で、『目標のMLB』に近く、そして『親への経済的な負担を少なくしたい』と言う思いで、最終的に進学先を決めました。

貴嗣くんからのメッセージもご案内させて頂きますので、楽しみにおまちください!

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「海野貴嗣とは何者?」
彼は、茨城県の水戸葵陵高校の野球部でプレーし、3年最後の夏もエース番号「1」でなく控え投手として夏を終えました。我々が初めて会ったのは、アメリカ大学野球セレクションツアーでした。ひときわ身長が高く、その当時からツンツンとしていていましたが、いざ試合になり、マウンドに上がった時の負けん気の強いピッチングと度胸はいまだに思い出します。

貴嗣君に合う言葉として、『有言実行』のこれにつきます。彼の発言は、ビックマウスのように聞こえるかもしれませんが、みんなの前で言った、自分で決めた高いハードルを必ず乗り越えてきました。自分を奮い立たせながら、活躍するための努力を続けている彼の姿が見えます。

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「TOEFL16点から53点まで上げる!」

大学入学に必要な英語試験のTOEFLでは、1回目16点。『なめんな!絶対にやってやる!』と言い、そこから留学までの4ヶ月で53点まであげ、まさに有言実行した努力家です。先日、『英語も勉強もやったらできる!』と後輩達の前で語ってくれ、勇気づけられた後輩もきっと多くいると思います。

野球面での目標でも、留学前に力強いコメントを残してくれていました。今この記事を見返しても、短大時代はストレートで勝負してたなと思わせてくれます。

『自分は力で勝負できるようになりたいと思っています。それは簡単なことではありません。日本のプロ野球で活躍してアメリカにわたり、通用してきたストレートが簡単に打たれ投球スタイルを変えた投手、思うような成績が残せず帰ってきてしまう選手がたくさんいます。でも自分はそれに挑戦したいと思います。アメリカという舞台で自分のストレートがどれだけ通用するか試したいとおもいます。』(渡米前の目標より)

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そして、迎えた渡米1年目。強豪シエラ大学野球部にて、1年目から中継ぎとクローザーとフル回転の大活躍を見せます。40試合中16試合32イニングに登板し、2勝1敗29奪三振、そして防御率は1.41という成績を残し、防御率だけでは一時カリフォルニア州のトップ10に入り、カンファレンス(リーグ戦)のベストナインにも選出されました。

2年目のシーズンを迎え、コーチやチームメイトからも絶大な信頼を得て、シーズンを通して安定した成績を残しました。40試合中18試合34.2イニングに登板し、5勝3敗41奪三振を奪い、防御率は3.12の成績を残しました。2年目は、接戦の試合での登板が多くなりましたが、毎回安定したピッチングを見せ、プレイオフへ進出を果たし、州内のファイナル4(ベスト4)まであと一歩のところまでいきました。

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実は、2年目を迎えた当初から、NCAA1部や2部リーグの大学野球コーチ陣からも連絡をもらうなど、名前を聞くと、NCAAでも強豪野球部として名前が通っている名門大学からも声がかかりました。知り合いのカリフォルニア州のコーチに彼の進学の件で話してると、「タカシか!?シエラ大のいいピッチャーだろ。知っているよ」と返信をもらったのを覚えています。

この2年間で、彼の球速は、88~92マイル(140~147km)をコンスタントにだすところまで成長しています。キレ味鋭いフォークボール、スライダー、チェンジアップを得意に、シーズンでの奪三振率は、カリフォルニア州のピッチャー1,000人近くの中で、トップ10に入る成績を残しました。

一方、野球の活躍で目立たないところではありますが、勉強面でも短大での成績は、4段階で3.0を超える成績優秀者でもありました。アメリカの大学野球で文武で成績を残す努力をし続けたのは、本当に素晴らしいです!野球をしながら、アメリカの4年制大学卒業も見えてきました!!

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貴嗣君が進学する『Univeristy of Hawaii at Hilo(ハワイ大学ヒロ校)』ですが、US NEWSの全米大学ランキングでは、290~380位に入るハワイ州にある多様性と国際性に富んだ州立大学になります。先輩に、短大シトラス大学でキャッチャーで活躍し、編入した哲平君が在籍しています。ハワイ島の東にあるヒロの落ち着いた雰囲気の中で、野球に勉強にと励むことになります。

ハワイ大学ヒロ校に一般留学した際にかかる年間費用(学費、生活費、食費、教科書代、学生保険)は、$37,200かかります。貴嗣君は、このうち90%($33,480)の返済不要の奨学金を卒業するまで獲得し、年間費用は全て含み、3,720ドル(40万円ほど)で、大学野球をプレーしながら、専攻分野の学位を取得することができます。

複数のNCAA1部の大学からもオファーをもらいましたが、コーチ陣の熱意と環境、そして親への経済的な負担を少なくしたいという思いが合致し、ハワイ大学ヒロ校への進学を決定しました。

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ハワイ大学ヒロ校野球部ですが、NCAA2部リーグに所属し、NCAA1部のハワイ大学とも試合をする機会もあります。ハワイ大学野球部といえば、今年楽天に育成ドラフト3位で指名のあった山崎選手が在籍をしていた強豪大学です。

大学野球シーズンでは、カリフォルニア州に飛行機で遠征にもいきます。その遠征にかかる飛行機代、食事、ホテル代などは全て大学が負担することになり、また野球のユニフォーム一式などの野球道具はすべて大学が負担をしてくれます。野球部の活動費用はかかりません。

また、大学野球部では、積極的にスタディーホール(野球部としての勉強時間)もあり、文武で活躍していける土台があります。

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『MLBのマウンドを目指して!』

ハワイ大学ヒロ校へ進学しても、『有言実行』をきっとやってくれると思います。留学前から持っていた『MLBのマウンドで投げる!』という目標に向かって、頑張ってほしいと思います。貴嗣君に続けるように、『野球をしながらアメリカ4年制大学を卒業する』ことへ導けるように、プログラムをもっと良いものにできるように精進していきたいと思います。

最後に、
貴嗣、おめでとう!次のステージでさらなる活躍を応援しています!!


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