10週目に入りました。
今日のタイトルにあるように、うれしいニュースが入ってきました!

『Citrus大学2年 小林幹太くん
NCAA1部リーグ ゴンザガ大学野球部へ決定!』


ゴンザガ大学より返済不要の奨学金を獲得し、書類手続きを無事に終え、NCAA1部リーグでプレーする選手が誕生しました。幹太、おめでとう!!後日、幹太君の声をアップしていきますので、楽しみにおまちください。

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『小林幹太は何者??』

彼は、東京の実践学園高校で野球をプレ–し、3年の最後の夏は甲子園に届かず、高校野球を終えました。そこから2年間の空白の時期あり、当時、スーパーなどのバイトをしながら野球を続けていたという話しを思い出します。

我々が、幹太君と初めてあったのは、アメリカでMLBスカウトが運営する野球チームに入り、MLBを目指すプ2週間のプログラムでした。

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その2週間は、ホームステイしながら、MLBスカウトが帯同する現地のクラブチームに入り、練習や試合のなかでアピールしていくものでした。

その2週間が終わったタイミングで、当時のコーチでありMLBスカウトを兼任するジョーさんから、『カンタは面白い選手だから、まずアメリカの大学でやってみてはどうか?』と声をもらい、アメリカの大学を調査した上で、アメリカの大学進学を希望をしました。

この時、大学野球留学を彼が決めたのは、当時21歳。正直、同級生は就活などに入っている年でもあり、この時点でも留学するかを悩んだのではないかと思います。

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大学留学を決心してからの半年間、留学前の英語プログラムに入り、朝から夜まで英語の勉強漬けの生活で、着実に留学に必要な英語力や思考力を身につけていきました。毎日英語を勉強しながら、先生や仲間などの影響もあり、英語や勉強することへの苦手意識がなくなっていったことも大きかったのではと思います。

懐かしい写真(*上記)ですが、壮行会の時の同期のメンバーたちと一緒です。

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そして、待ちに待った渡米1年目。しかしながら、レベルチェックテストで、英語力が基準に満たしていなかったため、英語中心の授業で、練習には遅刻して参加。それでも、ケージバッティングや自分の能力を高める練習を継続していきました。この頃は、英語に勉強に野球にと、心が折れそうな時もあったのではないかと思います。

そして、いよいよ飛躍の2年目にはいります。初めての大学野球のシーズンに入り、一気に大ブレークを果たします!シーズン40試合フル出場し、打率:.389、盗塁29個の成績を残し、カリフォルニア州でもトップ30の選手に入り、2019年のMLBのドラフト候補まであがりました。今シーズンもコロナの影響でシーズンがキャンセルされるまでは、打率.350を残す好成績を残していました。

ここまでたどり着いたのは、言うまでもなく幹太君の努力の賜物です。チーム練習3時間しかない中で、地道な努力をくり返し、常に成長する環境を自分で作っていたと思います。また、彼の短大のGPA=短大の勉強成績は、4段階で3.0を超え、成績優秀でもあります。野球と勉強を本当に両立させ、地味な努力を惜しまなかったことが、今回のゴンザガ大学への進学を勝ち取ることができたのは言うまでもありません。

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幹太君が進学する「ゴンザガ大学=Gonzaga University」ですが、US NEWSの大学ランキングでは、全米で79位にはいるワシントン州にある名門私立大学です。

ゴンザガ大学と聞くと、日本人初のNBAドラフト指名され、ワシントンウィザーズで活躍中の八村 塁選手の母校でもあります。大学は、スポケーン市内にあり、豊かな森林に囲まれた落ち着いた環境でもあります。

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ゴンザガ大学の野球部の施設ですが、フィールドやロッカールーム(*写真)は、正直プロに匹敵するくらい、うらやしすぎる環境です。また、大学のロゴ入りのユニフォーム、帽子、Tシャツや練習着、バットやスパイクなどの野球道具一式も大学から無料で支給されます。また、遠征にかかる飛行機やバスの移動費用、その際のホテルや食事まで全て大学から支給されるので、野球にかかる活動費用は一切かかりません。

ゴンザガ大学にかかる年間の費用(*授業料や食事、部屋代全て込み)は、1年間で約58,000ドルかかります。幹太君は、卒業まで、返済不要の奨学金が80%付与され(*約46,000ドルが免除)、大学野球を高いレベルでプレ–しながら、卒業後に働くための専攻分野を勉強しながら、学位を取得していくことができます。この時点で半端ない世界です。

ゴンザガ大野球部は、MLBドラフト上位選手なども輩出し、対戦相手もMLBドラフトで上位指名を受ける大学が中心となり、短大とは全く違う刺激があると思います。レギュラー獲得を目指し、また勉強面では、自分の専攻分野を本格的に学ぶことになり大変になると思いますが、きっと文武両道で頑張っていくと思っています。

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幹太君のゴンザガ大学への進学にあたり、日本人選手の可能性をさらに広げてくれました。

甲子園を目指して高校3年間、野球を頑張ってきた純日本人の高校野球児が、高校卒業後にアメリカ名門大学で野球をプレ–する学生を輩出できるように、また『アメリカの大学野球でプレ–してみたい』という学生達をしっかり『野球をしながらアメリカ4年制大学を卒業する』ことへ導けるように、プログラムをもっと良いものにできるように精進していきたいと思います。

最後に、改めて、
幹太、おめでとう!そして、次のステージでの活躍を応援しています!!

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