
9週目がスタートします!
コロナの影響で、日本に帰国した学生達は、2週間ほど自宅待機となります。動きたい気持ちはわかりますが、外出を避けてください。大学の授業がオンラインに変わったので、宿題やテスト完璧にするチャンスなので、ぜひ成績アップをして、来年に向けて動いていってほしいです。
さて、今日は4年制大学への編入についてです。
「結果も大事だけれど、そこに至るプロセスが大事なんだ!」とスポーツに限らず、様々な場面で聞く言葉の一つです。大学野球留学においてもこの4年制大学への編入プロセスを知っているか、そしてその決められたプロセスのなかで結果に結びつくための努力をし、目に見える結果を示すことができているかが大事になってきます。

コロナの影響で、今年のシーズンが途中で終わってしまいましたが、短大の2年目のシーズンを終える学生たちの編入の手続きや交渉が続いています。今年に関しては、全米の協会から今年のプレ–期間を1年延長することが選択可能と発表もありました。
現在、大学野球留学生のほぼ9割が短大を経由して4年制大学へ編入していきます。日本では短大を経由してから4年制大学への編入をあまり聞かないかもしれませんが、アメリカへ大学野球留学する学生にとって、一つのスムーズな進路としてあります。(*今後は1年目から4年制大学というルートもできるように進めていきます。)
2年制大学を経由していけば、『NCAA』と『NAIA』と言われる、全米の4年制大学のリーグへの登録条件を満たす上でも、高い入学基準のハードルを下げることができます。また、短大へ行くことで、大学への費用を抑えながら、卒業に必要な単位を取得でき、そして1年目から試合でプレ–し、個人能力をアピールできる環境が整っています。

4年制大学への編入するときに大切になることは以下2つが大事になります。NCAA1部リーグの大学への編入を目指すにあたり、短大にいる2年〜3年間に編入条件を満たせるように学生たちに随時、共有しています。
ポジション別で、求められる能力が変わるのでここでは割愛をしますが、一般的に、野球で4年制大学への編入の際に大切なこととして、
①『野球で個人成績をおさめる』
・カンファレンス(リーグ戦)で個人成績をおさめる。
=選手ごとに個人成績ランキングがあります。
・個人能力を上げる努力をする
=「40試合のシーズンを通して」試合で結果をだす。
・3時間の日々の練習と積極的なコミュニケーション
=コーチへアピールし、意志を伝える。
*ポジション別によって、求められる能力があるため、ここでは割愛します。
②『学業の成績をおさめる』
最低成績では、4段階で2.5以上というのがありますが、もしNCAAの1部に行きたいのであれば、3.0以上は必須と考え、野球と勉強を両立すること。そして、編入で使える単位を取り、条件をクリアしているかが大事です。
①と②の文武の生活を繰り返すことで、英会話であれば、2年ほどで意志疎通ができるようになるのは、留学生達をみているとわかります。この条件を満たし、4年制大学のコーチ陣達との交渉が開始します。

例えば過去にあった例ですが、4年制大学のコーチとの交渉で、
「君のプレ–能力は素晴らしい!ぜひうちの4年制大学にきてプレ–してほしい。大学卒業までの返済不要の奨学金付きで考えたいから、君の短大での取得授業とその成績を送ってくれ。」
という会話が当たり前になります。そのときに、
「やばい・・・・勉強の成績が4段階で2.5以下しかない・・・」
とせっかく誰もがあこがれる名門大学の野球部から声がかかり、選手としての能力は十分にやっていけるのに、大学の編入条件や、4年制大学の協会(NCAAやNAIA)に登録する条件をクリアできる、『授業の成績』がおさめれていなければ、その大学への編入はできません。つまり、編入先の大学をかえることになります。
アメリカでは、大学野球だけでなく、大学の部活に所属している学生は、「Student Athlete」と言われ、文武両道が当たり前です。授業でも遅刻をしたり、無断欠席していないか定期的に確認をしたり、中間成績を細かく提出を求めるコーチ達もいます。それは、毎学期必要単位数をとらないとプレ–できないルールになっているためです。野球だけでなく、専攻とする勉強も一緒にするという、本当に文武両道が求められる環境です。

「こんな環境で本当にやっていけるかな。大丈夫かな・・・・」
と思うかもしれませんが、留学中の先輩達は本当に文武でよく頑張っています。高校の時の成績が下から数えたほうがはやかった学生もいますし、それでも渡米前の英語学習で、英語の勉強だけでなく、勉強する習慣や時間管理を身につけ、「いやあ、今学期の授業めちゃくちゃ大変ですよ。でも頑張ります!」と留学中も文武に成績を残す努力を継続できています。そして、返済不要の奨学金を獲得し、4年制大学への編入実績も出始めています!
この大学野球留学というところで得られるものは、人生の中でたった4年~5年かもしれませんが、その後の人生に与える影響は非常に大きいものです。正直、留学してから思っていた以上に大変な日々が待っているかもしれません。しかし、それを毎回乗り越えていけるだけのガッツをみんなは持っています。この先の『未来の成長』にむけての努力を継続していき、大学野球留学を通して、プレーヤーとして、人として成長した姿を見せてほしいと願っています。
みんなの活躍を応援しています!
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高校卒業後は、アメリカの大学野球でプレ–をしたい!
プレーしながら英語を身につけ、学びたい専攻分野を選べます!
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