このブログでもお馴染み、カナダ高校留学生の大誠君の進学先がこの度決定しました!数あるオファーの中から彼が選んだのは、、



プロでもなく、日本の大学でもなく、アメリカ・カナダの四年制大学でもない。アメリカはアリゾナ州フェニックスから北へ2時間ほど離れた田舎町にある全米屈指の強豪校である Yavapai College です。

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なぜ四年制大学じゃないの!?という声もあるかと思いますが、大誠君の夢を叶えるためにはこのステージから始めることが最善であると考えに考え抜いて出した答えでした。また数多くのオファーがひっきりなしに届く中、このYavapai Collegeの監督が誰よりも熱心にフォローアップしてくれたこと、また大誠君の技量を最大限に評価する「授業料全額支給」のオファーを出してくれたこと、その熱意に本人の心も動かされたようです。

また先週は大学へ直接訪問し監督らと対面。そこでコーチ陣の指導実績や理念、そして何よりも人柄に惚れ、来年の9月からお世話になることを約束してきたそうです。

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実は、このような進路を選ぶ学生はアメリカでも珍しくはありません。高校を卒業していきなり四年制大学に入学せず、より野球に集中できる環境を確保するために二年制大学に入学し2年後のドラフトを目指す、もしくは四年制大学に即戦力として編入するという選択肢が広がるからです。

学業においてもどの学部・学科に所属するにせよ、必ず「一般教養」の履修が必須の米国教育システム。自分の本当にやりたい「これ」というものを探し出すためにも、猶予期間を与えてくれることはとても良いシステムであると同時に、自己責任である覚悟を植え付けさせるのです。

大誠君が、2年後どんな考えを持ちどの道へ進むのか。とても楽しみです。おめでとう、大誠君!!