カナダの高校では新学期がスタートし1週間が経過しました。日本の高校と大きく違うのは、大学のように将来の進路を考慮して自分たちでクラスを選んでいくスタイル。いつの年のどの学期で何のクラスを取ればバランスよく単位が取れ予定通り卒業できるか、専属のカウンセラーと相談しながら自分で卒業プランを設計していかなければなりません。

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ビクトリア市のLambrick Park Secondary Schoolに通う圭杏(ケアン)君は、履修登録に苦戦しヘルプの連絡が入りました。それは英語がわからない、とかではなく「何を取ればいいか分からない」という相談。カウンセラーからクラスを推奨されたものの、ちょっと迷っている様子でした。なぜならば野球留学生は、4月から7月にかけてレギュラーシーズンが始まり、一般学生よりも時間の拘束が長く宿泊を伴う遠征も絡んでくるため、勉強との両立がとても厳しくなります。そのため、留学生たちには「なるべく難易度の高いクラスを秋学期(9月~)に、簡単なクラスを春学期(2月~)に履修するように」とアドバイスをしています。

どうやらカウンセラーは圭杏君が野球をプレーすることを把握していなかったようで、一般留学生に案内しているスケジュールを提示していました。そこで圭杏君は自分なりに考えて、カウンセラーに履修登録をカスタマイズしてもらうよう依頼。ようやく初年度のクラススケジュールが完成しそうです。

このようにカナダの高校では、自分で考えてプランニングしていきます。もちろん現地の日本人スタッフがサポートしてくれる学校もありますが、圭杏君はあえて自分で進めていく環境を選びました。野球の練習もスタートし、これから本当の野球留学がスタートします。頑張れ圭杏!


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